経済的にも精神的にも自由な生活を手に入れるにはどうすればいいのか。農業経営者で山梨県立大学特任教授の水上篤さんは「私が提案し実践するのが『農FIRE』だ。空き家や放棄された農機具を活用すれば生産コストはほとんどかからず、農繁期でも1日2時間程度の労働時間で、年450万円を稼ぐことができる」という――。

※本稿は、水上篤『資金300万円で農FIRE』(かんき出版)の一部を再編集したものです。

筆者の水上篤さんが営む農業生産法人hototoのスタッフ
筆者提供
筆者の水上篤さんが営む農業生産法人hototoのスタッフ

農業でFIREを目指そう

FIREとは、若いうちに資産を作ってリタイアし、あとは資産運用をしながら悠々自適に暮らすこと。