そもそも工場生産時にカビ菌が混入してしたら、賞味期限どころか生産後3日しか経っていない商品でも飲むのは危険です。その心配を突き詰めすぎると、世の中の全ての食品・飲料について生産直後しか安心して食べられない話になってしまうので、過度に心配するべき話ではありません。
ペットボトル飲料を長持ちさせるための注意点
最後に、ペットボトル飲料を保管する際に気をつけてほしいポイントを4つお伝えします。
①直射日光が当たる場所での保管はボトル素材を劣化させるので絶対にしない。
②芳香剤が置いてある部屋や、防災倉庫のガソリン缶の横で保管すると、水にニオイが移るので注意する。
③普通のボトルは凍ると破裂するため、寒冷地の方は氷点下での保管にならない場所で保管する。
④お茶やジュースは高温下では中身が劣化するスピードが上がる(まずくなるのが早い)ので、防災用で車内に保管する場合は水のボトルにする。
②芳香剤が置いてある部屋や、防災倉庫のガソリン缶の横で保管すると、水にニオイが移るので注意する。
③普通のボトルは凍ると破裂するため、寒冷地の方は氷点下での保管にならない場所で保管する。
④お茶やジュースは高温下では中身が劣化するスピードが上がる(まずくなるのが早い)ので、防災用で車内に保管する場合は水のボトルにする。
災害時に無くて困る物のトップはいつの時代も「水」ですが、まとめ買いすると重たいし、保管するにも場所を取る。そして賞味期限内に飲み切れないから自宅に備蓄できていない方が非常に多いのが現状ですよね。
でも今回の記事を読んだ皆さんは「賞味期限内に飲み切らなくても大丈夫」だと分かったはずです。「防災対策だ!」と気合を入れて箱単位の水を買う必要はありません。スーパーで買い物をするたびにペットボトル水を1、2本買って、クローゼットや収納棚、ベッド下などのすき間に入れていくだけでも、続けていけば自宅の防災力はどんどん上がっていきます。
防災対策のハードルは低いことが重要です。気合を入れた防災対策は継続できません。今回の記事で、少しでも皆さんの防災備蓄のハードルが下がればいいなと思っています。