「夕食がご馳走で、昼は粗食」はダメ
昼食には、肉や魚を食べるのがベストです。
日本人の多くは、夕食がご馳走で、昼は粗食になる人が多いと思います。しかし、実は人間の肝臓の働きが良いのは朝から昼なのです。
肝臓の働きがいいというのは、食べた肉や魚がきちんとアミノ酸に分解されるということです。
肝臓の働きが悪いと、せっかく食べても肉や臓器の材料になってくれません。
だから、肉や魚など、アミノ酸に分解される食品はお昼にとるのがおすすめです。
その分、夜は簡単な食事で済ませてもいいでしょう。
「夜の炭水化物不足」脳の働きに悪影響
ただし、朝食まで間が空きますので、夜は炭水化物をとるように心がけましょう。
日本人はお酒を飲むと、つまみだけ食べて、炭水化物をとらない人が多い傾向にあります。
しかし、ごはんでもうどんでもいいので、〆の食事は必ずとるべきです。
夜の炭水化物不足は、脳の働きに悪影響を及ぼすからです。
夜は寝ているだけだから脳は働いていないと考えるかもしれませんが、特に「記憶」に関しては、脳が一番活動しているのは実は寝ている間なのです。
そのため、夜にも炭水化物が必要ですし、さらにビタミンが多いほうがいいので、可能であればビタミンB1が大量に含まれている豚肉や納豆を夜食べるのがおすすめです。