将来に備え、夫婦2人でもモノの買いすぎに注意

<ライフスタイルその1>結婚~新婚生活の部屋割り
【図表1】2LDK:59.38m2(36.65畳)の間取り
作成=COLLINO一級建築士事務所

図表1は2LDK59.38m2、都心マンションの間取りです。2LDKなので12.3畳のLD以外に4.3畳と5.7畳の洋室、キッチンがありますね。この2つの洋室とLDを、子どもの成長などライフスタイルの変化に合わせて、上手に部屋割りしていきましょう。まずはじめは夫婦二人・新婚生活での部屋割りのようすです(図表2)。

【図表2】結婚~新婚生活の部屋割り
作成=COLLINO一級建築士事務所

この時期の部屋割りは、家族がふたりなので、とくに難しいことはありません。洋室1は夫婦の寝室、洋室2は収納部屋、LDはLDのまま使用します。洋室2は収納部屋として使用するため、いらないモノを買っても、この時期は収納に困ることはありません。しかし、今後家族が増えていくと、洋室2は子ども部屋または夫婦の寝室などに変わっていくため、収納部屋としては使用できなくなります。そのため、この時期はモノの買いすぎに注意して、収納部屋があっても、むしろいらないものは減らす心構えでいると、今後の部屋割りもスムーズにでき、また家族が増えてもモノの収納場所がなくて困るということが減ります。

また、家具や収納を購入するときは、部屋割りが変わっても使えるような、永く使えるものを選ぶことをお勧めします。永く使うことで、新たに家具や収納を購入・廃棄する手間や出費を省くことができ、なによりもエコで環境にやさしい生活が送れます。