書くことで「思考のタネ」がつくられる! 畑村創造工学研究所代表の畑村洋太郎さん、経営コンサルタントの小宮一慶さんが明かす目標具現化への必須テクニックとは――。

「ノート術の達人」というと、機能的なメモ帳に、話の要点をもらさず、見栄えよく書き留める人を想像するかもしれない。だが“メモを取る”という作業に、必要以上に必死になるのは考えものだ。

「そういう人は手段が目的化しているんですよ。書き留めたことを仕事に活かすのが本来の目的。メモを取ることに一生懸命になるよりは、相手の話をちゃんと聞いたり、じっくり観察したほうがいいですね」と、畑村創造工学研究所代表の畑村洋太郎さんは話す。

畑村洋太郎さん愛用のレポート用紙。「同じことを2度書かない」というルールを決め、必要に応じてコピーを切り貼りしている。

畑村さんの考えるメモとは、単なる備忘録ではない。重きを置くのは、自分が見たもの感じたものを「キーワードとして書き出すこと」。メモするという行為は、思考を深めるプロセスの一部なのだ。