ダブル不倫をしているのは芸能人だけじゃない

結局、出演者が全員満身創痍そういなこの広末劇場。今後どう展開するのかは解りませんが少なくとも両家が、きれいに元へ戻ることだけはなさそうです。ただそれよりも気になるのは、「この件はもうお腹いっぱい」としながら、なぜ我々は広末劇場にこんなにも注目し続けるのか? という点です。

きっとそれは、ダブル不倫やトリプル不倫が今や対岸の火事ではなく、バレたりこじれたりすれば一般人にも十分起こりえる「身近なトラブル」だからではないでしょうか。

【ジェクス】ジャパンセックスサーベイ2020によると、現在不倫(浮気、性風俗の利用を含む)をしている人は男性41.1%、女性は31.4%、経験した人の割合は男性67.9%、女性は46.3%であるとされています。この数字を見ると、日本において不倫とは「結構メジャーな営み」で、「もしかしたらあの奥さんも? あのパパも?」と周囲を見る目が変わってきそうです。

さらに、既婚者のみを対象とした調査では現在不倫をしているうちの50%がダブル不倫であるというデータがあり(※1)、広末劇場は芸能人特有のスキャンダルでは無く、自分のパートナーや我が身にいつ起こってもおかしくない業火なのかもしれない……と思うに至るのでした。

我々は、ダブル不倫、トリプル不倫のやっかいさをリアルタイムで鑑賞した訳ですが、バレるリスクが倍になるはずなのに、なぜ既婚者が既婚者を選ぶのか?

実際にダブル不倫中の女性にメリットを聞いてみた

今回、知人のライターさんにご紹介いただいたA子さん(ダブル不倫中)に、野次馬根性丸出しで、うかがったところ、

「お互いに家庭があるので二人の関係が平等だからでしょうか。片方が独身だと不平等になるからその方がトラブルになりやすいですよね。話も共感し合えるし、既婚者はリスクに対しても敏感な者同士だから安心感もあるんです」

とそう言って、微笑むA子さんはやけに色っぽくて、これぞダブル不倫の効能なのでしょうか。私は、「た、確かにっ!」と、すっかり教えを乞う生徒状態に。

おかげで既婚者同士のメリットは理解いたしました。でも、そんな都合の良いお相手といったいどこで出会うのか、再びA子さんに聞いてみたところ、

「私は職場の同僚だけど、友人や聞いた話ではPTAとかマンションの管理組合とか日常に出会いってありますよ。それに今は既婚者用の出会い系サイトもあるので」

とおっしゃいます。そういえば、PTA不倫は、ママ友何人かから聞いたことがありました。そして既婚者同士の出会い系サイトも、いざ調べてみるとわんさかあるのでした。そして、既婚者サイトの中で私は、とっても気になるワードを見つけてしまいます。