世界初の「フルスクリーンホームドア」も導入

JR西日本はうめきた(大阪)地下駅を最先端のデジタル技術を活用する実験的な駅ととらえています。未来型改札機以外では、世界初となる「フルスクリーンホームドア」も導入されます。

ホームドアとは乗客が立つホームと電車との間に設置されるドアのことです。フルスクリーンホームドアは、異なる車種に合わせて自由自在に開口部を変化させることができます。これから先、駅に来る電車の種類がさらに多様になることから開発されました。

財布を家に忘れたから引き返す、という無駄な時間がなくなりますね。しばらくの間は定期券を持っている人だけが、未来型改札機を利用できることになるそうです。マスク着用でも認識できるということでしたら、成長期で顔だちが変わったり、整形した場合でも有効なのでしょうか。気になるところです。

自動車の完全自動運転が2030年代には実現する

現在、世界のさまざまな自動車メーカーが自動運転の開発を進めていて、その技術は日々進化しています。

その技術がどれだけ進んでいるかという目安になるのが、「自動運転レベル」です。アメリカの自動車技術者協会や日本の国土交通省などはレベル0~5の6段階に分けて、技術の進化を区別しています。

レベル0では、自動運転に関する技術が自動車に搭載されていません。
レベル1では、自動車がアクセル・ブレーキとハンドルのどちらかを部分的に操作します。
レベル2では、自動車がアクセル・ブレーキとハンドルの両方を部分的に操作します。
レベル3では、決められた条件下で自動車がすべての操作を行ないます。ただし、ドライバーがいつでも運転できるようになっています。
レベル4では、決められた条件下で自動車がすべての操作を行ないます。
レベル5では、常に自動車がすべての操作を行ないます。

現在、日本のホンダ、ドイツのアウディ、中国のヒューマンホライゾンズの自動車がレベル3を達成しています。

各自動車メーカーの開発が進んでいるので、2025年ごろにはレベル4が実現すると予想されています。また、レベル5は2030年代と言われています。

昨年、私は運転免許を取得した翌日に返納しましたが、免許がなくても車に1人で乗れる時代がやってくるかもしれません。