「早慶MARCH」と呼ばれる難関私立大学の出身者はどのような企業に就職するのか。教育ジャーナリストの小林哲夫さんの著書『早慶MARCH大激変 「大学序列」の最前線』(朝日新書)から、最新の就職先ランキングと卒業生の声を紹介する――。(第3回)

※本稿は、小林哲夫『早慶MARCH大激変 「大学序列」の最前線』(朝日新書)の一部を再編集したものです。

早慶MARCHの出身者はどのような進路を歩むのか

早慶MARCH卒業生の進路は多彩だ。

時代の最先端をいく外資系、大昔からの財閥系、ベンチャー企業、老舗の中小企業、キャリア官僚になるべき中央官庁。地域に根を張る都道府県庁や市役所、法曹、警察、自衛官、消防官、医療福祉の専門職、教員などだ。こういう分野にも早慶MARCH出身者がいるのか、と感動を覚えることもある。

多くのビジネスマンが前に歩いている
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本稿では早慶MARCH出身者が在学中、将来についてどのように考え、どんなことに取り組んだか、就職活動をどのように行ったか、早慶MARCHの教育と校風がいまの仕事にどう活かされているかをまとめてみた。大学案内、大学ウェブサイトの就職活動記、卒業生の活躍を中心に、早慶MARCHが社会の入り口をどう叩いたかをみてみよう。

大学の就職実績を就職率である程度、知ることはできる。「ある程度」というのは、就職者に対する分母の定義がどうしても曖昧になってしまうからだ。多くは就職希望者においているが、この「希望」は1人ひとりさまざまな事情を抱えているので、一律で測るのはむずかしい。だが、多くの大学は就職希望者をもとにして就職率を出している。

早慶MARCHについて見ていこう。