受給額アップだけではない厚生年金のメリット

厚生年金に加入すると保険料の負担は増えますが、保険料の半額は会社が負担してくれ、将来もらえる年全が増えます。また、障害がある状態になった場合には障害基礎年金に加えて、障害厚生年金を受け取れるという利点も。自分自身が転職先や再就職先を探すときはもちろん、配偶者のパート勤務や転職といったときも同様に厚生年金に加入できる楽件をチェックしましょう。

また、国民年金は任意加入で、厚生年金は働くことで、それぞれ加入期間を延長することができます。厚生年金は加入期間が長いほど受給額は増えます。厚生年金に加入できる上限である70歳まで加入すれば、将来もらえる受給額は最大になるわけです。受給開始時期を70歳まで繰り下げると年金はさらに増えます。

方法③自営業なら「付加年金」を活用する

自営業やフリーランス、その配偶者など第1号保険者が、国民年金に上乗せする方法に「付加年金があります。将来もらえる付加年金(年額)は「200円×付加年金保険料の納付月数」のため、支払い期間の長短にかかわらず、2年間受け取れば納めた保険料の元が取れる計算になります。