おかげさまでチャンネル登録者数も55.6万人(以下、文中の登録者数・再生回数は2022年11月11日現在)にまで増えて、プロ野球系YouTubeチャンネルの中では、第2位にランキングしているようです。
YouTuberの収入だけでのことではありませんが(YouTubeは全体の半分以下)、僕が掲げた1億円の目標は、2021年度に無事に達成することができました。
プロ野球選手として1億円プレイヤーになれたのが入団から約9年、引退後再び1億円を達成するまでには約7年と、現役時代より早いペースでここまで来られたのです。YouTuberとして成功したと言っても、誇張した言い方じゃないですよね。
ブランド確立のために強く意識したこと
YouTubeは「自分の価値を高める」ツールでもあります。簡単に言うと、発信した内容がバズって、「こういうことだったのか!」とか「やっぱ、里崎スゲー!」みたいな具合に、発信者の評価が上がることもあります。
僕の野球解説はたびたび「辛口」と言われます。自分としてはあえてそれを意識しているつもりはないんですが、好きに言わせてもらっていると、そういうことになるみたいですね。
だから、贔屓のチームのことが批判されたファンからは、「里崎のヤツ、また勝手なこと言いやがって!」と怒りをぶつけられることだってあります。でも、それで一向に構いません。むしろ、「里崎智也」というブランドを確立させるためには、他の解説者と区別化されたほうがいいんですから。
佐々木朗希vs球審は誰がわるいのか
その例を挙げてみます。
2022年シーズンの4月24日、京セラドーム大阪で行われたオリックス対ロッテ戦。ロッテの佐々木朗希投手が球審の判定に不満を示したような態度を取ったと見なされて、球審が佐々木投手に詰め寄って注意するという場面がありました。これを巡って、さまざまな意見が飛び交いました。