日常の中で数字や図形に触れる機会を

数字や図形を扱ううえでの「直感」や「ひらめき」にあたるのが、発想力である。

算数ではこうした発想力が成績の良しあしを決定し、最終的に理系・文系という将来の進路までをも決めてしまうと思われがちだ。しかし意外にも「高度な発想力が問われるのは、東大・京大の医学部くらいのもの」(富永氏)なのだそう。

(市来朋久=撮影 中瀬純一=スタイリング 進学塾VAMOS=監修)