毎日新聞で宮内庁を担当していた江守敬治氏が、5年間にわたって行った秋篠宮さまへのインタビューをまとめた『秋篠宮』が話題になっている。その内容は多くのメディアでも取り上げられているが、神道学者で皇室研究家の高森明勅さんは「せっかく取材の機会を与えられながら、ご真意に迫る姿勢がいささか弱い。期待外れの印象が強い」という――。
「秋篠宮殿下に最も近いジャーナリスト」
ジャーナリストで毎日新聞客員編集委員の江森敬治氏が先頃、『秋篠宮』(小学館)を刊行された。江森氏は現在、秋篠宮殿下に最も近い位置にいるジャーナリストと見られている。
同氏の奥様が学習院大学経済学部の副手を務めていた頃、秋篠宮妃紀子殿下のご尊父、川嶋辰彦教授(当時)の研究室で資料整理の手伝いなどをしていた。その関係で、奥様は紀子妃殿下が秋篠宮殿下と結婚される前から顔見知りだったという。同氏と奥様の結婚の際にも、川嶋教授に仲人を依頼していた。
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