では、「脱原発」の決定に対して、「原発推進派」だった人々の反応はどうだろうか。脱原発後、反対派の動きもまた活発となると思いきや、「100%原発回帰はない」という意見で一致していた。

経済技術省のヨッヘン・ホーマン事務次官。

「我々の立場は理解していただいていないが、決定に従うしかありません」(原子力の広報に長年従事してきたドイツ原子力産業会議のマルク・ルッツコウ広報部長)。