ファイル名に日付を付けて管理している人は多いのではないでしょうか。それを毎回手入力していませんか? 仕事術のコンサルティングを行う岡田充弘さんは「あるフリーソフトを使えば作業の無駄を一掃できます。知らないと人生大損することになりますよ」といいます――。
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写真=iStock.com/Tero Vesalainen
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日付を手入力するのは面倒

以前の記事「PC上の探し物をなくす"フォルダ整理術4つ"」では、ファイルの命名ルールについて紹介しました。その中でファイル名の先頭または末尾に日付を加えることの重要性についてお伝えしました。

ただ、ファイル名に日付を入力するのってそもそも面倒だと感じませんか? たしかに日付が入ることで情報の整理はしやすくなりますが、わざわざ日本語モードから英数字モードに変換しないといけませんし、「あれ、今日は何日だったっけ?」と、仕事がワンテンポ遅くなります。

そこで今回ご紹介したいのは「Charu3」という、様々な状況下でパソコンの入力負担を軽減してくれる入力支援ツールです。一風変わった名前ではありますが、その便利さは本物です。ちなみにCharu3はキー操作一発で単語や定型文を挿入できるだけでなく、複数のマクロ処理を連続的に実行するなど、簡易RPAツールのような使い方までできてしまうのが特徴です。

Charu3で使えるマクロは「日時マクロ」「テキスト取得マクロ」「実行マクロ」「キー入力マクロ」と大きく4種類あります。「キー入力マクロ」を応用すると、ID入力、TABキーで次のフィールドに移動、パスワードを入力、Enterキーを押す、とった一連の動作の自動化が可能になりとても便利です。

今回は、ツールのダウンロード法を紹介してから、ファイルの日付入力を超かんたんにする「日時マクロ」の設定と実行について説明していきたいと思います。