優秀な若手が入社しない…は会社として「黄信号」
現在の人材市場には魅力的な転職先がたくさんあり、誰でも容易にアクセスできるようになっています。リクナビNEXTやビズリーチなどの人材サービスに登録すると、優秀な若手人材であれば月間100~200件程度のスカウトメールが届くでしょう。
このような環境下において、優秀な人材を引きつけられない組織運営をしていたとすれば、たちまち自社のエース社員が他社へ流出してしまいます。人数によっては会社の屋台骨を揺るがすような事態となってもおかしくありません。
つまり、優秀な若手人材を採用できる体制を整えることは、エース社員をリテンションするためにも必要であり、企業が発展するために欠かせないことなのです。
もし、かつては採用できていた優秀な若手人材の獲得に、最近苦労するようになったと感じている場合は「黄信号」です。
それはもはや新卒や中途採用がうまくできないという人事だけの課題ではありません。経営者や管理者、マネジャー層が真剣に向き合うべき組織の重要課題といえるのではないでしょうか。