自撮りをすることで得られる3つのポイント

コロナ禍以前にたくさんいた訪日外国人観光客は、実によく自撮りをしていました。これはあくまで僕の印象ですが、彼ら彼女らは、体型も顔も肌の色もそばかすも、自分の個性として肯定している人が多いように感じます。

一方で、笑顔や身だしなみにはしっかりと気を遣っています。国民性もあって一概にはいえませんが、エチケットを守り、他人に見える自分自身を大切にしているから、堂々と自分を写真に収め、SNSにアップするのです。

野呂エイシロウ『副業は、自己PRがすべて。』(プレジデント社)
野呂エイシロウ『副業は、自己PRがすべて。』(プレジデント社)

ポイントを整理します。自撮りで客観的に自分を見る機会を増やすことで、

○自分の認識と「他人から見える自分」のギャップを埋める
○自分の姿を受け入れ、コンプレックスを小さくする
○身だしなみを整え、自分に自信を持つ

この3つのポイントを解決しておきましょう。

見た目のコンプレックスは自分にとっては大問題ですが、他者からすれば「たいして気にしていない」し、もっといえば「どうでもいいこと」です。つまり、あなたのビジネスにたいして影響はありません。

それよりも、前向きに見た目の印象をよくする努力をして、自分に自信を持ち、気持ちのいい笑顔で人に接するようにしましょう。それが、相手の好感につながり、あなたのビジネスをさらに成功へと導きます。

【関連記事】
会社が絶対手放さない、優秀人材6タイプ
「すべての仕事が3倍速になる」仕事の生産性が簡単に上がる3つのテクニック
「仕事をしないのに高給取り」テレワークで居場所を失った"妖精さん"はどこへ行くか
同業界にいた女性の叫び「電通の高橋まつりさんは長時間労働に殺されたんじゃない」
「働かないおじさん」を嗤う人ほど、将来の「働かないおじさん」になるという理不尽