女性セブン(7/15日号)はさらに深読みをしている。
やはり宮内庁関係者が、「佳代さんの『告白』には、自分の主張を長々と連ねた小室圭さんの文書に近いものを感じました。“お騒がせしてすみません”の一言がないんです。徹底して自分の非を認めない。それどころか、自分がいかに大変な思いをしたかを強く主張する。これを読んだ国民がどう思うのか、それが心配です」と指摘する。
「自殺願望」発言は秋篠宮家への“恫喝”か
女性自身同様、こうもいっている。
「眞子さまとのプライベートなやり取りが明らかにされました。“暴露された”と言ってもいいでしょう。本来ならば、皇族ご本人の口以外からは許可なしに語られてはいけない内容なのです。
もし眞子さまが小室家に嫁がれることがあれば、佳代さんはさらに皇室のプライベートを知りうる立場になります。それなのに、皇族方との私的なやり取りを公にすることの重大さを理解していないのは、本当に恐ろしいことです」(同)
その上、佳代の「自殺願望」発言が、秋篠宮家側に衝撃をもたらしたと見ている。
「もし結婚ができないとなれば、佳代さんが最悪の事態を引き起こしてしまうかもしれない。そう考えれば、この自殺願望の告白は“結婚できなければ大変なことになる”という“恫喝”のような恐ろしい響きも持っているのです」(別の宮内庁関係者)
この“恫喝”によって、「今後ますます皇室側から破談は言い出しづらくなるでしょう。かといって、現状では結婚させることも難しい。もう今後何年もこの膠着状態が続いていくのかもしれません」(皇室関係者)
女性セブンは、「佳代さんの『告白』は、結果的に眞子さまのご結婚の日を遠いものにしたようだ」と結んでいるが、そうだろうか。
母子の印象を変える記事が出た本当の理由
これ以外にも、週刊女性(7/13日号)は、秋篠宮が、コロナ禍のために遅れていた「立皇嗣の礼」の関連行事である三重県の伊勢神宮や、奈良県の神武天皇山陵を訪問することを検討していると報じている。
だがそれは、「秋の結婚はやむを得ず見送る」ためで、そうなれば年末年始は皇室行事が立て込むから、「結果的に来年2月以降まで“結婚を阻止”できる」(皇嗣職関係者)というのだが、秋篠宮ともあろう人が、そのような姑息なことを考えるとは、私にはとても思えない。
そこで、ここからは私の推測になるが、小室圭のニューヨークの武勇伝はともかく、それと時を置かずに母親・佳代の告白が出たのは、何らかの意図があるのではないかと考えている。
共に、これまでメディアが伝えてきた2人のイメージを少なからず変えるインパクトを持ったものである。
それも、小室母子を最も厳しく追及してきた週刊新潮と週刊文春の兄妹誌に掲載されたのは、偶然にしては出来過ぎているのではないか。
私は、この一連の動きの裏に、ある人物の“影”を感じるのだ。