「オフィスで食べる」を減らしたコロナ禍

コロナ禍でオフィスへの出社機会が減っている。消費者志向が変化し、巣ごもり需要が増える中、オフィスシーンをターゲットにしていたガルボは、どのような訴求を意識してブランドコミュニケーションをしているのだろうか。

「コロナ禍でテレワーク中心になり、オフィスへの出社機会が減りました。それに伴い、ガルボを食べてほしいシーンも、会社のデスクから在宅ワーク中へと変化しました。テレワークを実践する人の悩みとして『オン・オフの切り替えができない』という声をよく耳にします。そこに対してガルボが持つ独特の食感や濃厚なチョコレートの味わいなどが“仕事と休憩のスイッチ”を切り替える役割になれたらと考えています。すきま時間の気分転換や仕事の息抜きのお供として、ガルボを手に取ってもらいたいです」(東さん)

ガルボは「消費者のライフスタイル」と一緒に変化してきた

4月2日から放映されたガルボのテレビCMでは、女優・小松菜奈を新CMキャラクターに起用した。働く女性をターゲットに「気持ち切りかえチョコレート」と銘打ち、仕事の息抜きやリフレッシュの場面で手に取りたくなるイメージを打ち出している。

「ガルボは時代の変遷に合わせ、消費者のライフスタイルに寄り添ってきた商品なので、これからも『ガルボらしさ』を生かしたラインアップを増やしていきたいと考えています。小腹満たしや気分転換といった食シーン以外にも、場所を選ばずガルボを想起してもらい、食べてもらいたいですね。『こんな時にガルボを食べればいい』という食べ方の提案をSNS中心に発信していくなど、お客様と新しい接点を創出できればと思っています」(東さん)

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