安全な帰省を実現する帰省前の行動
そこで、少しでも安全に帰省をするための条件をチェックリストにしてみました。一つひとつチェックをしながら、自分自身は「安全な帰省」のハードルをクリアできるかどうか、考えてみてください。
帰省前の行動に関するチェック項目
□ 毎日の手洗い、マスク着用を徹底する。
□ 日々、3密(密閉、密集、密接)を避ける。
□ 帰省の2週間前から参加人数にかかわらず、忘年会や飲み会には絶対参加しない。
□ 既婚者の場合は、互いの実家に一人で帰省できないかを相談する。
□ 帰省日の朝までに一人でも体調が悪い、発熱したときは、帰省を中止する。
□ 自家用車で帰省する場合は、時間帯を選び「密」になるSAやPAを避ける。
□ 毎日の手洗い、マスク着用を徹底する。
□ 日々、3密(密閉、密集、密接)を避ける。
□ 帰省の2週間前から参加人数にかかわらず、忘年会や飲み会には絶対参加しない。
□ 既婚者の場合は、互いの実家に一人で帰省できないかを相談する。
□ 帰省日の朝までに一人でも体調が悪い、発熱したときは、帰省を中止する。
□ 自家用車で帰省する場合は、時間帯を選び「密」になるSAやPAを避ける。
もしかすると「帰省するなら、事前にPCR検査を受けて」と言われた方もいるかもしれませんね。しかし、PCR検査、あるいは抗原検査については、たとえ検査結果が「陰性」であったとしても、必ず取りこぼしがあり「100%安全です」とは言えません。
たとえ「検体」を採った時点でウイルスが検出されなかったとしても、検査から帰省日までの間に体内に入り込んでいたウイルスが増殖しない、または感染しないとは限らないのです。「陰性」を過信してクラスターが発生した事例も報告されているように、新型コロナウイルスの「陰性証明」もインフルエンザの「陰性証明」と同じくまったく意味はありません。
「安心のため」の検査はかえって危険
もう一つ抗体検査というのもありますが、この検査の陽性反応は「時期は不明だが、過去に新型コロナウイルスに感染していた可能性がある」という意味で「今、実際に感染しているかどうか」はわかりません。また検査を受ける動機が「安心を得るため」であると、陰性結果をもらったときにどうしても油断してしまいがちです。のちに「陰性結果を信じたばかりに……」ということになっては悔やんでも悔やみきれません。帰省前に安易に各種の検査に頼るよりも「自分はすでに感染している。誰かに感染させる可能性がある」という前提で行動を決めていく覚悟が必要です。
【検査に関するチェック項目】
□ PCR・抗原/抗体検査の結果にかかわらず、自分は感染者だと仮定し全ての行動計画を立てる
□ 陰性結果で安心してしまう人は危険。油断するくらいなら検査しない方が得策
□ PCR・抗原/抗体検査の結果にかかわらず、自分は感染者だと仮定し全ての行動計画を立てる
□ 陰性結果で安心してしまう人は危険。油断するくらいなら検査しない方が得策