国内観測史上最大となるマグニチュード9.0の大地震。激しい揺れの後、最高10m以上の津波が押し寄せた。災害から身を守るためには、どうすればいいのか。第一には「逃げるが勝ち」という心構えを持つことだ。

3月13日、宮城県気仙沼市の様子。世界三大漁場である三陸沖を代表する漁港で、水揚げ金額は約280億円(2008年)だった。(AP/AFLO=写真)

3月13日、宮城県気仙沼市の様子。世界三大漁場である三陸沖を代表する漁港で、水揚げ金額は約280億円(2008年)だった。(AP/AFLO=写真)

3月11日14時46分、三陸沖で「東北地方太平洋沖地震」が起きた。地震の規模を示すマグニチュードは9.0。国内観測史上最大で、アメリカ地質調査所によれば世界でも4番目に大きい地震だった。宮城県栗原市では震度7を観測。震度7の観測は2004年の新潟県中越地震以来、7年ぶりである。

この地震では太平洋沿岸部に最高10メートル以上とみられる国内最大級の津波が押し寄せ、特に岩手・宮城・福島の各県では甚大な被害が出た。警察庁によると、死者9079人、行方不明者1万2782人(3月22日現在)。約31万人が避難生活を強いられている。日を追うごとに、被害の全容が明らかになりつつある。