病院でしつこく勧誘する業者には……

病院から霊安室への搬送や、院外への移送などをスムーズに行うため、大規模病院ではほとんどが、出入りの葬儀社を持っている。

葬儀社にとっても病院の出入り業者に指定されれば、ビジネスチャンスが広がるため、様々な名目で病院へお金を渡す習慣がいまだに横行している。

国公立病院では、あからさまな金銭授受は違法行為だが、看護師長への贈答品や接待攻勢など、葬儀社の担当者はあの手この手で気に入られる努力を惜しまない。さらに都内の私立病院のケースでは、指定業者は年間2000万~3000万円の「寄付金」以外に、一遺体につき2万~3万円を病院に支払うのが相場だ。葬儀を受注できなくてもこの金額は変わらない。