ウォーキングもランニングもカラダの使い方は同じ
いよいよトレーニングの開始。走りたくてうずうずしているでしょうが、フォームの解説で述べたように、まずはウォーキングから。ウォークもランもカラダの使い方は同じです。正しいフォームで30分歩けるカラダを作りましょう。これが楽にできるようになったら、ウォークとランを5分ずつ交互に30分繰り返すトレーニングに移行します。ランといっても歩くスピードとあまり変わらない速さでいいのです。無理なくできるようになったら15分歩いて15分走る。次に10分歩いて20分走る、とレベルを上げていきます。
楽に30分走れるようになったら、週末など時間に余裕がある日に40分、50分と徐々に走る時間を延ばしていきます。平日は30分のジョギングを続けてください。距離が気になるでしょうが、距離を基準に練習すると、スピードを上げて早く終わらせようとしてしまいがちなので、基準はあくまで時間にします。
焦らず段階を踏んでレベルを上げるのがコツです。急にスピードを速くしたり、時間を延ばすのは苦しいだけでなく、故障の元にもなり、継続を妨げます。少し走れるようになると、自分が今、どのくらいできるのか挑戦してみたくなりますが、ぐっと我慢です。