病院は24時間、年中無休の組織だ。真夜中でも正月でも患者の手当てをしなくてはならず、所属する医師や看護師が全員で集まる機会を設けるのは難しい。

白衣のスタッフが大講堂にずらりと並ぶ風景は圧巻。講話は、するほうもされるほうも勉強になる。

白衣のスタッフが大講堂にずらりと並ぶ風景は圧巻。講話は、するほうもされるほうも勉強になる。

「しかし、医療現場ではコミュニケーションを緊密にしなくてはならない。なんといっても、我々は人の命を預かっているのですから」

福島県郡山市にある総合南東北病院の理事長で、脳神経外科医の渡邉一夫氏はそう語った。同病院は病床数449、職員は960人。系列の医療、介護機関が約50施設あり、全職員数は3000人を超える。企業なら一部上場の規模だ。高度先進医療の確立に熱心で、がん治療に有効な陽子線治療システムを備えた民間初の医療機関でもある。

(尾関裕士=撮影)