【編集部】すべきことを見極めないと、いい大家にはなれないのですね。最後に今後の市場についての考えをお願いします。

【山】不動産投資は外部環境の変動に強いのが特徴。先ほども言いましたが、「相場」でなく「採算性」で投資する人が生き残っていくのだと思います。

【東】不動産投資は富裕層向けの資産運用になってしまうかもしれません。融資が厳しくなる限り、これまでのように、資産のない一般人が取り組むのは難しくなるのでないかと心配しています。

【赤】どちらかというと、これまでのバブルな状況が例外で、今後は、いまのような状況がスタンダードになるかもしれません。もちろん金融機関にとって不動産向け融資自体は依然重要でしょうが、投資家の選別はますます進めると思います。

サブプライムの影響は軽微でも、厳しさを増す個人の投資事情。「今後、資源高などの恩恵でお金をだぶつかせたアジアの富豪が日本の住宅市場に進出してくる可能性も高い」(赤池さん)との声も。資金力が試される局面だけに、そんな周辺環境にも気配りが必要だろう。