4.YouTuber

マイナス成長が続くなかで唯一と言っていいほど高成長、そして新しい副業として注目されているのがYouTuber。自宅にいながら動画撮影や編集ができるため、在宅期間中に時間を持て余している人はチャレンジしてみては。ビデオカメラや編集ソフトなどの初期投資が大きいようにも思えるが、今はスマートフォンのみで撮影編集をしている人も少なくない。

YouTuberの稼ぎは、基本的に広告収入。当初こそ小さな収入かもしれないが、成長すれば本業を凌ぐ収入も夢ではない。撮影や編集技術を覚えるまでが大変だが、根気よく続けられれば本業を超える収入源になる。動画のジャンルは多岐にわたり、料理レシピ、子育て、ペット、筋トレ、美容、ゲーム実況など、アイデア次第で無限大だ。

就業規則はしっかりチェックしよう

どうすれば恵まれた条件の副業にありつけるのか。副業が見つからずにフラフラする「副業難民」の人もいるかもしれない。大切なのは能力と専門性を磨き上げ、自分の「売り」をつくることだ。理想の副業を見つけるために、資格取得に時間とお金を投資する人がいるが、果たしてその資格を生かせるのはどれだけの人だろう。めでたく資格を取得しても、それだけで依頼が殺到する、という考えは捨てたほうがよさそうだ。

もちろん資格も大切だが、まずは、自分の得意分野、自分の売りを見つけること。そして「とりあえず、やってみる」というフットワークの軽さも重要だ。たとえ副業であっても、長期間取り組めば専門性は必ず高められる。そこから高収入の副業にありついたり、本業を凌ぐほどの報酬を得る人も。さらに、副業がいつしか本業になった人も少なからずいるのだ。

最後に、働き方改革の一環として副業を容認する企業が増えてきてはいるが、いまだに多くの企業が副業を「原則禁止」にしていることは忘れないでおきたい。処罰の対象にならないように、就業規則はしっかりとチェックしておこう。

【関連記事】
「1カ月休業で5カ月の利益が消える」一目で分かる飲食店の収益構造
「扶養控除」年86万円のバイトで14万円の追徴を科された親子の勘違い
この15年で130万人の営業マンが消滅したワケ
「日本は本当の地獄を見る」…コロナ&消費増税のW危機で令和大恐慌へ!
会社が絶対手放さない、優秀人材6タイプ