ある日、あなたの自宅のファクスに、某税理士法人から「資産運用勉強会へのお誘い」という案内が送られてくる。あるいは、「海外投資のセミナーに参加しませんか」という勧誘電話がかかってくる。参加料は無料だという。

主催者が「無料」というからには、ほかに目的があるのはいうまでもない。「セミナー自体は無料でも、ほかでたんまりいただきますよ」ということだ。仕掛けとして用意されるのが「海外ファンド」だ。

海外ファンドといっても、日本国内で設定・運用されている海外投資信託のことではない。文字通り、海外に行かなければ買えないファンドのことだ。主催者は、興味を示した人たちに香港で口座を開設させ、さまざまなファンドに分散投資する変額年金保険に加入させる。