子供のやる気はどうすれば高まるのか。難関・渋谷教育学園幕張(渋幕)に合格した中1男子の母親は「ウチは悩んだ結果、勉強の気分転換になるならと受験直前も子供にゲームをすることを許し、私も一緒に楽しみました。また模試で目標をクリアしたら賞金を出しました」という。子供のやる気を引き出す「ご褒美のあげ方」とは——。
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「子供と二人三脚の中学受験は宝物のような時間だった」

「中学受験期間中は、家じゅうの壁が学習内容をまとめた模造紙で埋め尽くされていましたね」

とは、現中学1年のSくん(13歳)の母親(42歳)。その模造紙はすべて母親のお手製だ。

「塾が発行する中学受験の体験記なんかで、自ら計画的に勉強するお子さんがときどき紹介されているんですが、『本当に実在するの? 都市伝説じゃないの?』って思うんですよ(笑)。ウチはスケジュール管理も日々の勉強自体も、すべて私がついてサポートしました」

普通、こうして二人三脚を実行した場合、ほとんどの母親は時間と体力を奪われることをストレスに感じるはずだが、Sくんの母親は苦にしなかった。それどころか、中学受験期は楽しくてたまらない、宝物のような時間だった、と振り返る。

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