本当の「沖縄らしさ」を獲得せよ

沖縄の業界団体や一部の識者が言うような、県内企業への優先的な事業発注や優遇措置も、ある程度は必要ですが、そもそも論として受注や優遇を受けるに足るだけの付加価値を兼ね備えている必要はあります。そこを疎かにして、安価であることだけを売りにして従業員に犠牲を強いる企業があるうちは、沖縄は本当の意味で稼ぐことはできません。

よく「沖縄らしさ」という言葉が使われますが、本気で付加価値を高めて稼ぐのであれば、独りよがりで主観的な自己評価を止め、マーケティングセンスを磨いて「沖縄らしさ」を客観的な指標で語れるモノやサービスの開発をすることが大切です。

沖縄には、それを実現できる大きなポテンシャルを秘めた企業がたくさんあります。現在私も、本業のコンサル活動でまさに行っている最中です。効果検証を終えたら事例として発表したいと思います。微力ながら、クライアントであるそうした沖縄企業のお手伝いを通じて、地域経済の活性化に貢献していく所存です。

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