11月2日、大盛況のうちに決勝戦を迎えるラグビーワールドカップ日本大会。日本代表の8強進出だけではなく、ゲームそのものの面白さも人気を高めた要因だ。高校時代にラグビー高校日本代表候補になった経歴を持つ橋下徹氏が、元選手、そして大ファンとして成功の背景を解説する。プレジデント社の公式メールマガジン「橋下徹の『問題解決の授業』」(10月29日配信)から抜粋記事をお届けします。
写真=時事通信フォト
準々決勝・日本-南アフリカ。前半、突進する日本代表のリーチマイケル(左)ら=2019年10月20日、東京スタジアム

あの平尾さんの母校・伏見工業とノーサイド直前まで同点だったが

今、日本中が2019年ラグビーワールドカップで盛り上がっている。中学、高校とラグビーをやっていた僕としては、本当に嬉しい。

一応自慢しておくと、僕は大阪府立北野高校のときにラグビー部に所属し、全国大会(花園)に出場した。当時、北野ラグビー部は46年ぶりの全国大会出場ということで、大阪では相当盛り上がっていたんだよ。全国大会では2勝し、ベスト16に進出。1月1日にミスターラグビーと称される故平尾誠二さんの母校、伏見工業高校と対戦した。ノーサイド直前までは同点だったんだけど、最後の最後にトライをとられて負けた。さすがの伏見工業だった。

僕はその後、西日本高校代表として、国立競技場において、東日本高校代表と対戦。高校日本代表「候補」にはなったけど、代表には落選。高校3年生の1月15日までラグビーをやっていたよ(笑)

(略)