近ごろ、映画の上映前のCMに混じって「劇場内での映画の撮影・録音は犯罪です」「ノーモア、映画泥棒」という啓発メッセージが流れているのを見かけたことはないだろうか。
日本の映画館で映画の盗撮が行われた作品例(2006年)
罰則つきの「映画の盗撮の防止に関する法律」が2007年8月30日に施行され、まもなく丸1年が経過する。 劇場の客席における盗撮が禁じられる対象は、封切りから8カ月以内(先行上映、先行オールナイト、無料上映の試写会を含む)の商業映画である。典型的な映画館のみならず、公民館や多目的ホールなどでの上映も対象となっている。
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