日本人の死亡者数が多い三大疾患は(1)ガン、(2)心疾患、(3)脳血管疾患。死亡者数は年間約30万人、約15万人、約13万人だが、年間の患者数となると同じ順序ではない。脳血管疾患が第1位となり、約150万人で、次いでガンが約130万人である。
脳血管疾患は、わかりやすくいうと脳卒中のことだ。脳卒中は「脳梗塞」「脳内出血」「クモ膜下出血」の3つに分けられる。この中で最も患者数の多いのが脳梗塞で、食生活が豊かになるにつれて増加し、逆に脳内出血は減少している。
ほとんど変化はないが、多少増えているのがクモ膜下出血だ。患者数は年間約15万人で、全脳卒中の10%を占めている。脳卒中の中で最も死亡率が高かったが、今日では死亡率が30%にまで低下してきた。治療法が進んできたからである。そのため、クモ膜下出血といえども、適切な対応、適切な治療で助かるようになってきた。
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