経済成長が必要かどうかという論争がある。日本の人口は減少に転じ、少子化の中、労働力人口も少なくなってくるので、かつての高度経済成長時代のような成長を続けるのは難しいかもしれない。もちろん、人工知能に象徴されるイノベーションは起こるだろうから、経済成長を最初から諦めることはない。1人当たりの国内総生産を高めるなどの政策は、これからも必要だろう。

それでも、低成長時代をどう生きるかという「知恵」を磨いておくことには意義がある。ビジネスにおいて、自分が発展すること、社会や国が成長することを目指すのは当然として、もし低成長になっても、人生を楽しみ、幸せに暮らす技を持っておくに越したことはない。