「今後10年間で、日本の大学の1割が消える」と断言する著者の言葉に、まさかと思うかもしれない。しかし、昨年1年間で5つもの大学が学生の募集停止に追い込まれただけでなく、すでに私立大学の4割で定員割れが常態というのだ。
諸星 裕●もろほし・ゆたか 1946年生まれ。国際基督教大学卒業後、渡米。ミネソタ州立大学教授、学部長代行等を経て、98年より桜美林大学大学院教授、99年副学長。現職の教職員を対象に米国流の大学経営ノウハウを教えるかたわら、全国の大学改革のコンサルティングに関わる。
「確かに少子化の影響は甚大です。しかしこの危機を招いた最大の要因は、日本の大学が自らの“ミッション”を打ち立てられずにいることです」
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(薈田 純一=撮影)


