頼り上手は“2人目の壁”の突破口!?
現在、育児をサポートしてくれている人を調査したところ、子ども2人以上家庭のほうが、子ども1人家庭よりも、「自分の父母」では7.6%、「配偶者の父母」では6.2%、「ママ友」では5.0%、「自分の兄弟姉妹」では4.8%、「配偶者の兄弟姉妹」では4.5%、「自分の知人・友人」では4.1%の割合で、より「サポートを受けている」と感じているというアンケート結果が出ました。
「育児は親が責任を持って行うべき」。そう感じているママ・パパは少なくないでしょう。「自分たちが産んだ子どもだし、“子どもは親を選べない”って言うし自分たちも親に育ててもらったし……」とその理由を挙げればキリがありません。
でも、肝心の親であるあなたが疲労で倒れてしまったら? 心の問題が生じてしまったら? そうなってしまえば、元も子もなくなってしまいます。
甘えられるときは、甘えることです。これは2人目の壁の突破口ともいえるかもしれません。
実際、育児のサポートをしてくれている人について調べたところ、先にも書いたとおり、子ども2人以上家庭のほうが子ども1人家庭よりも、「サポートを受けている」と感じているという結果が出てきました。
また、行政の行う「妊娠・出産サポート」の利用率においても、自治体やNPOなどが行う「子育てサポート」においても、ほとんどすべての項目で子ども2人以上家庭のほうが子ども1人家庭よりも利用率が高いというアンケート結果もあります。
“頼り上手”は、大変な育児を円滑に行うポイントだといえるのではないでしょうか。
そのほか、本編では「夫婦関係」「子育て」「プロファイル」と区分し、19の興味深いポイントを挙げました。ぜひ手にとって読んでみてください。
※本連載は書籍『なぜ、あの家族は二人目の壁を乗り越えられたのか? ─ママ・パパ1045人に聞いた本当のコト』(一般財団法人 1more Baby 著)の一部を本連載に合わせて加筆修正したものです。