モチベーションを上げ、作業効率をアップしていくためにも、いい加減なアイテム選びはご法度だ。仕事のプロ、文具のプロ、100円文具のプロが使う「ひみつ道具」をご紹介。

【1】視線移動をスムーズに
――ワイヤー ディスプレイスタンド ダブル
今のデスクワークのほとんどがパソコン仕事で、その場合の視線は前方向。私はこれに手帳を立てているのだが、それによってスケジュールチェックの際の視線移動が自然になった。背を2倍の高さにすれば、A4書類やタブレットも立てられる。

【2】月間と週間予定を一覧
――マンスリー&ウィークリー セパレートタイプ(コクヨ)
上段(月間)と下段(週間)で切り離されていて、いちいちページをめくらなくても月間予定と週間予定が同時に見られるアイデア手帳。アナログな「Wウィンドウ」で、スマホなどのデジタル手帳では難しい「長期予定の俯瞰」が可能になっている。

【3】罫線で思考をサポート
――365 notebook/Pro[A5](新日本カレンダー)
私たちは意外と罫線に従って文字を書いている。このノートは、半透明の紙の下にさまざまな罫線が印刷された付属の下敷きをセットして使う。それによって、「発想を広げる」「工程表を作る」など、考えるモードが即座に切り替えられるのだ。

【4】アナログでも即「共有」
――CP 5×5(山本紙業)
カーボン紙を使った複写式メモパッド。シルバーの表紙を下敷きにして書いていく。一度の筆記で同じメモを4~5枚作れるので、部署の全員とすぐ情報を共有したいときなどに役立つ。はっきり複写するためにも、少し筆圧を強めに書くのがポイントだ。

【5】立体見出しで一目瞭然
――立体見出し付きクリヤーホルダー[各色5枚入り](LIHIT LAB.)
三角柱状の立体的な背ラベルが付いているので、ファイルボックスやカバンの中などでも、ファイルを引き出すことなく必要な書類を探し出せる。インデックスラベルのようにのぞき込む必要もない。ストッパーでホールドすれば、書類も滑り出ない。