プロクター・アンド・ギャンブル(以下P&G)では、社員の生産性を高める目的から月単位で勤務時間を管理するフレックスタイム制度&週1度の在宅勤務制度を導入。自由度の高い働き方を実現しつつ、生産性を向上させるP&Gの時間術とは?
Q: 月単位で勤務時間を管理するって本当ですか?
P&Gでは、2012年からグローバルで「フレックス・アット・ワーク」という制度を導入しています。これは、フレックスタイム、在宅勤務、育児・介護のための時短勤務などの制度を組み合わせながら、個人のワーク&ライフスタイルに合った働き方を自らが選択して働くことを目指す制度です。勤務時間もグループごとに最低限のコアタイムは設定していますが、個人の状況によって柔軟に対応。最終的に1カ月トータルで規定時間になればよい、という考え方です。
このような柔軟な働き方ができるのは、制度だけでなくいつでもどこでも働くことができるインフラ整備も重要。電話・ビデオ会議システムを使えば自宅にいても会議に参加できますし、世界共通のチャットシステムを使って離れた場所で仕事をしている同僚と気軽に意見交換することもできます。書類はインターネット上にデータファイルを格納しておけるクラウドストレージから世界中どこからでも取り出すことができます。
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