超一流が実践!「ストレス消滅」習慣10

「月曜朝の辛さ」原因3
▼職場の人間関係や仕事に大きなストレスがある

職場の上司や同僚との人間関係に大きなストレスを抱えている場合もあるでしょう。また、仕事で大きなストレスを抱えている場合も、現実から目を背けたいという気持ちや、月曜日の朝なんかやってこなければいいという気持ちがわき上がってくるかもしれません。

ここでできることは、思考の修正です。

下記は、私が大リーグのイチロー選手やソフトバンクの孫正義社長、将棋の羽生善治棋士、また歴史上の偉人たちの「逆境の中での思考パターン」を研究し、整理してまとめた「9つの習慣」です。いわば、メンタルが強く名を成した人の鉄板の習慣です。この中から、自分に合った習慣を取り入れて、ストレスの“捉え方”を変えるというのが一番いい方法です。これを実践すれば、格段に「月曜の朝」を気持ちよく迎えられるのではないでしょうか。

▽成功者の「逆境の中での思考習慣」

[習慣1]等身大の自分を受け入れている

長所も短所も含めて等身大の自分を受け入れることで適切な自信を持っている。

[習慣2]相手を変えず見方を変える

人間関係において相手を変えようとするのではなく、自分の見方を変えることで感情のわだかまりを解消できる。

[習慣3]徹底的に具体化する

不安や恐怖に直面したときに、曖昧さを排除し具体化することで解決策を考えることができる。

[習慣4]さまざまな視点から眺める

自分の立場から離れ、多くの視点(過去・未来・相手・第三者)から考えることで常に冷静さを保つことができる。

[習慣5]できることに集中する

変えられないことではなく自分ができることに焦点を絞り行動することができる。

[習慣6]運命を引き受ける

置かれた環境や辛い状況など自分では変えられないことを受け入れることができる。

[習慣7]完璧主義をやめる?

0点か100点かの極端な思考から抜け出し、複数の基準を設定することで柔軟に考えることができる。

[習慣8]プラスの側面を見る

過去の出来事、未来への挑戦に意味や感謝を見出すことでモチベーションを高めることができる。

[習慣9]「今」に集中する

過去の後悔や未来の不安をいったん脇に置いて、今この一瞬に集中することができる。

詳しくは、こちらの本連載の過去の記事をご覧いただきい(http://president.jp/articles/-/12822?page=2)のですが、成功者たちは、「月曜の朝」以上に重苦しいプレッシャーやスランプを乗り越えてきました。実際、彼らの多くは、早起き習慣が定着しているようです。