“パイオニア”ヤマトは見逃せない
▼クロネコDM便
企業や個人事業主がダイレクトメールなどを送るのに便利なのがクロネコDM便です。大きさが3辺計60cmまで、最長辺34cmまで、厚さ2cmまで。重さは1kgまで。料金は出荷形態や数量などによって変わってきますが、上限は164円。ただし信書は送ることができません。
▼宅急便コンパクト
ヤマトのメール便廃止にともない今年の4月から登場した宅急便コンパクト。これが6月29日からセブン-イレブンを皮切りに全国の主要なコンビニから発送できるようになりました。
宅急便コンパクトは発送専用のボックスがあり、箱に入るものなら重量に制限なく利用することが可能です。専用ボックスは2種類あり、専用BOX(縦25×横20×高さ5cm)か、専用薄型BOX(縦24.8×横34cm)で、いずれも65円。
クロネコヤマト宅急便の一番小さいサイズが定価で東京-東京756円、東京-福岡1188円のところ、宅急便コンパクトであれば東京-東京594円、東京-福岡810円プラス専用BOX代となるので、宅急便コンパクトのほうがおトクになります。
▼宅配便は3つの条件で料金が変わる
一般的な宅配便も各社で多少ですが料金に差がでてきます。料金を決めるのはサイズ(縦・横・高さの合計cm)、重量、距離。例えばゆうパック、クロネコヤマト、佐川急便、はこBOONを比較したとき、各社とも距離が長くなれば料金も高くなります。その中でゆうパックはサイズ「60」(縦・横・高さの合計60cm)以下であれば重さ30kgまで同一料金なので、重たいものを送るときは他社よりゆうパックがおトクでしょう。
図は、サイズ「60」かつ重量2kg以内で、東京から東京、東京から福岡への料金の比較です。