犯罪者が来る前に犯行現場を予測して駆けつける──こうした「犯罪予測」の手法が、欧米の警察で次々に導入され始めている。

「一般に『動機があれば犯罪は起こる』と考えられているが、それは間違いだ。犯罪の動機を抱えた人が犯罪の機会に出合ったときに、初めて犯罪は起こる」と立正大学文学部社会学科教授の小宮信夫氏は語る。犯罪の機会、つまり犯罪が成功しそうな場所・状況・環境などの特徴をデータから導き出し、共通点を抽出して“未来の犯行現場”を予測することで、先手を打つのである。

この犯罪予測は、コンピュータを使うものと人間の判断力によるものとに大別される。

(WEBサイト「小宮信夫の犯罪学の部屋」より=写真)
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