朝がダメな人間になるか、ダメな人間になるか

これまで挙げた方法を試しても、3日坊主で終わる人もいるだろう。それは内海さんいわく、「朝型生活を“快”と思わないかぎり、結局うまくいかない」からだ。

「そういう方は、朝を気持ちよく感じる習慣をつくることが大事。たとえば朝の時間を使って、企画系の仕事に取り組んでみてはどうでしょう。夜寝ている間、脳は眠っているだけではなくて、不要な記憶の消去と必要な記憶の定着という“インデックス化”を行っています。だから朝は、アイデアが浮かびやすい。習慣化すればやる気につながります」

起床時間を記録することも、意識改革につながる。不規則な生活を送っている人は、寝る時間と起きる時間を把握していないことが多く、その時間を記録していくだけで、「こんな生活をしているのか……」と朝型に変わっていくことがあるという。

「最終手段としては、自分を追い込む。周囲に『これから朝型人間になります』と宣言して、帰社時間を過ぎたら『朝来て仕事しますから』と退社します。さらにフェイスブックなどに『朝の出社は気持ちいい!』と書き込んで……。ここまで周りを巻き込めばやらざるをえなくなるし、成功すれば朝型人間というブランディングにもなりますよ」

これが失敗したときは「朝ダメな人間」から「ダメな人間」に評価が変わるリスクもあるが、そのプレッシャーが眠たい頭を覚醒させるかもしれない。

とりあえず、ここで紹介する時計やアプリを利用して、朝活ライフへの扉をこじ開けてみてはいかがだろう。