2014年6月、オリックスの会長兼CEOを退任した宮内義彦氏。小泉内閣時代は規制改革会議の議長を務めて、抵抗勢力と激しくやり合った。かつての改革の旗手は、アベノミクスをどう見ているのか。

女性を差別したら会社はすぐつぶれる

宮内義彦氏

【田原】いま安倍さんが女性の管理職を3割にしようといっていますね。裏を返すと、いまは女性管理職が非常に少ない。なぜですか。

【宮内】いくつかの要素があります。まず、男性の目で女性を評価していたということ。男性から見て能力があると思って上にあげると、どうもミスマッチが起きて、やっぱりダメという話になる。また、男性は自分が働かないと暮らしていけませんが、女性の場合は必ずしもそうではなかったという社会的環境の差もあったと思います。

【田原】ほかには?