
北尾吉孝(きたお・よしたか)
1951年、兵庫県生まれ。兵庫県立神戸高校卒。慶應義塾大学経済学部卒業後、野村証券入社。92年事業法人三部長。95年ソフトバンクに転じて、常務取締役に。99年ソフトバンク・インベストメント(現SBIHD)を設立し、代表取締役執行役員社長。ケンブリッジ大学経済学部卒業の経歴も持つ。
1951年、兵庫県生まれ。兵庫県立神戸高校卒。慶應義塾大学経済学部卒業後、野村証券入社。92年事業法人三部長。95年ソフトバンクに転じて、常務取締役に。99年ソフトバンク・インベストメント(現SBIHD)を設立し、代表取締役執行役員社長。ケンブリッジ大学経済学部卒業の経歴も持つ。
グローバル化の波は近年ますます激しさを増すとともに、その中心は欧米からアジアにシフトしつつある。そんな中で私たち日本人はいかに生きたらいいのか。北尾吉孝氏はこれまで『安岡正篤ノート』『森信三に学ぶ人間力』『日本人の底力』で、このテーマに言及してきた。本書もまたその延長線上にある。
「出光さんは87歳のとき自分の人生を振り返り、こう言っています。『僕は日本人として、日本人らしく、実行の道を歩いてきた~(中略)~ただひたすら日本人の道を歩いてきたにすぎない』。これは、日本人であるという自覚を持てば、必ずや事を成すことができるというメッセージなのです。和の精神、『自尊』『伍尊』という考え方、物質よりも精神、道徳……こういった日本人の特性を思い出し、そこに立ち返ることで、これから進むべき道が見えてくる。それを私は出光さんの言葉を借りて伝えたかったのです」
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(的野弘路=撮影)