さらにハワイなどは、ホテルの客室の説明にオーシャンフロント、オーシャンビューなど眺望の説明がある。

(PIXTA=写真)

目の前に海しかないオーシャンフロントから、海が望めるオーシャンビュー、海の見えない部屋指定なしまで4~5タイプ、値段も数万円の差がある。

しかし、例えば「パーシャルオーシャンビュー」なる部屋は「一部海が見えることを確約する」もの。だ。ビルだらけで隙間にわずかに海が見えるだけということもありえる。それなら割り切って、眺望の悪い部屋にして出費を抑えるのも手だ。

一方、ケチってはいけないのがホテルの立地。ビーチやショッピングが目的なら、なおさらだ。簡単に目的地に出られない立地では子連れは大変。毎日の交通費もバカにならない。

安いツアーの中には立地の悪いホテルも多いが、グーグルのストリートビューならホテル周辺の様子が家族連れにふさわしいかどうか確認できる。

食事など、現地滞在費の節約も重要だ。ハワイの食事は意外に高い。ホテルのフロントなどに置かれている旅行者向けフリーペーパーや現地新聞の日曜版には、レストランの割引券がたくさんある。また、インターネットにも同様のチケットがあるので、日本からプリントアウトしていくのも有効だ。

総じて言えば日本語版より英語版のフリーペーパーやサイトのほうが割引率はいい。数ドル程度とはいえ、一家で毎日の食事に使えば、4日間で数千円の得になる。