リクルートエージェントによると、2年前に比べ求人数は約50%減。その一方、一部の職種では売り手市場に沸いている。激戦の転職市場で、有利に働く学歴・職歴を明らかにする。
28職種別・求人倍率ランキング「メディカル」「アプリ職人」は食いっぱぐれなし!
IT系企業では、採用を強化するため、人材紹介会社に支払う紹介手数料を年収の100~200%までに上げているケースも出ている。紹介手数料は大手人材紹介会社で35%程度。求人数が落ちこんだこの1年くらいは、20~30%までダンピングしていたこともあるので、これは破格の対応といえるだろう。さらに、DeNAやGREE、ドワンゴなどのように200万円程度の入社支度金を支給する企業も現れている。
現在、転職において最も引く手あまたな職歴の一つは、WEB系エンジニアだといえよう。
リクルートエージェントによると、IT系企業では現在、「経営・業務管理」職の採用も活発に行っているという。
この業界における経営・業務管理人材に対する期待は高まっている。グローバル展開を視野に入れた戦略立案、他社との戦略的アライアンス、M&Aも視野に入れた多角化の展開、グループ戦略の立案、さらには急成長を続ける中での社内の制度や組織の設計などが急務だからだ。これらの企業に求められているのは、常に「次の成長戦略」である。いつもスピードが求められるのだ。
もう一つの背景は「戦略と組織の若返り」が求められていることである。現在、日本の主要ネット企業の多くは、実は創業10年を超えている。外から新しい人材を確保することによって、「ベンチャー」であり続けようとしているのだろう。
彼らが欲している人材は、総合商社や都市銀行をはじめとした大手企業で経営企画や経理業務に従事してきた人材だ。実際、総合商社の経理職からIT企業に転じ、最年少で部長職に就いた人もいる。出世まで時間がかかる大手企業に辟易した人が、若くて勢いのあるIT系企業に活躍の場を求めるケースが増えているという。
経営・業務管理職は、他の業界への応用度が高く、いつの時代でも比較的ニーズが高い職種である。
もう一つ、求人が過熱しているマーケットがある。医療業界である。
前述の通り、医療技術者やメディカルエンジニアは、圧倒的な売り手市場が続いている。
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