「国産で賄えるから心配ない」の甘さ
全国の大病院で緊急性の低い手術が相次いで延期となるだけでなく、セファゾリンで事足りる感染症にまで、より広範囲に効く抗菌剤を使わざるを得ないという、耐性菌発生リスク(※)を引き起こしかねない薬剤選択が現場では余儀なくされた。
※筆者註:抗菌薬はなんでも広範囲に効く(強い)ものを使えばいいというものではない。これらの薬剤はいわば「最終兵器」のため、日常的に使いすぎるとこれらに効かない細菌(耐性菌)を発生させ、いざというときに最後の手段を失ってしまうのである。
そしてこの影響は1年も続いたのである。
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