故障者が出て理想のオーダーを組めなかった

佐久長聖は2024年の全国高校駅伝で連覇を飾ったが、優勝メンバー7人中6人が卒業。今季は戦力が大幅ダウンして、選手たちは当初、13年連続となる「5位以内」という目標を掲げていたという。

しかし、過去2年は「日本一」を目指し、実現してきただけに、「取り組みや意識レベルが下がってしまう」と、高見澤監督は目標を「3連覇」に上方修正。「目標を大きくしたからこそ、大きく成長する可能性はあった」ものの、内心「厳しい戦いになる」と高見澤監督は感じていた。

「厳しいと感じたのは、チームの戦力より、3年生の足並みが揃わず、うまくチームを引っ張りきれていない雰囲気があったからです。連覇したときの3年生を知っているので、理想を追い求め過ぎたのかもしれません」