本来、危険を感じるような日ではなかった

ドイツの大晦日はパーティーの日だ。夕方から友人が集まってワイワイ。ハイライトは零時きっかりに始まる打ち上げ花火。

ただし、大型のロケット花火はそうでなくても危険なので、ドイツでは1年のうち、12月29日から31日の3日間しか販売されない(日曜日が入ると1日繰り上げ)。25年はこの3日間で2億ユーロ(1ユーロ=170円で換算して340億円)の売り上げがあったという。

零時少し前になると、花火係を買って出た男性陣が酒盛りの宴から離れて、外でいそいそと花火の準備に取り掛かる。そのうち、厚いコートを着込んだ残りのメンバーが、シャンペンのグラス片手にぞろぞろと出てきて待機。零時の時報と共に、ヒューッ、パンパン! が始まり、皆で一斉に「ハッピー・ニューイヤー!」だ。