――AEBはクルマの自動化、知能化の重要な要素ですね。
【清水】2019年に東京・池袋で高齢者が運転していた車が歩行中の親子をはねて、死亡させた事故がありました。あの事故が社会問題になり、政府が自動車メーカートップを集め、AEBの開発を強く求め、技術基準をつくったのです。時速30キロ以下でAEBがあれば死亡率がぐっと下がります。完全に死亡事故がなくなるわけではありませんが、被害を小さくできるのです。
自動運転の世界を大きく変える「E2E」
――交通事故を減らすという観点からみると、日本はクルマの知能化が進んでいると言えるのですね。とはいえテスラや中国勢と比較して自動運転技術では後れをとっています。昨今のAI技術の発展から誕生したE2E(エンド・ツー・エンド)の自動運転でも日本勢は海外のスタートアップと提携する動きがあります。清水さんはE2Eが自動運転の世界を大きく変えるとおっしゃっていますが、日本勢の今後をどうご覧になっていますか。
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