子どもの「情熱の火種」に親も飛び込む

いかがでしょうか。この対話を通じて、「ゲームが好き」という漠然とした言葉の奥に「仲間と協力して、何かを創造すること(つくる)」「チームで作戦を立てて、目標を達成すること(勝つ)」という、お子さんのより本質的な喜び、すなわち“本当の好き”が見えてきました。

これが、情熱の「火種」です。「ただのアニメ好き」だと思っていたものは、実は複雑なストーリーを考察する「物語分析の専門家」なのかもしれません。

この段階で大切なのは、純粋な好奇心で、お子さんの「好き」の世界に私たち自身が飛び込んでいくことです。この「好き」の探究こそが、お子さんがこの先の長い道のりを、主体的に、そして情熱を持って歩み続けるための、最初の、そして最も重要な一歩となるのです。