「生活費のやりくり」すらできていない日本の財政
国の財政が黒字ならまだ話は分かる。ところが国家財政は大赤字だ。積極財政を掲げる高市早苗政権は、2025年度を目標にしてきたプライマリーバランスの単年度黒字化を早々に取り下げた。プライマリーバランスとは、国の財政全体で黒字化するというのではない。公共事業や社会保障など政策に必要な経費を、国の税収などでどれだけ賄えているか。ここには国債の利払い費用や借金返済は含まれていない。
家計で言えば、日々の食費や光熱費が毎月の給与でやりくりできているかどうかという指標で、住宅ローンの返済はここには含まれていない、ということになる。
家計なら、稼いだ給与で生活費をやりくりするのが当たり前だが、プライマリーバランスが赤字ということは、それすらもできていないということ。赤字分を賄うのは国債発行分に頼ることになる。
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